災害リスクガバナンス・シンポジウム 「広がる絆・高まる地域防災力」
開催趣旨
不確実性を孕む災害リスクを軽減するためには、平常時のコミュニティに形成される重層的な絆や新しい公共の担い手を含む多様な主体間の協働関係を活かした地域防災の取り組みが不可欠となります。当研究所では、リスクガバナンスの視点から地域防災力を可視化するWEBシステムと同システムを用いたリスクコミュニケーション手法の研究開発に取り組んでいます。
そこで本シンポジウムでは、神奈川県藤沢市六会地域の関係団体の協力を得て同システムを用いたリスクコミュニケーションの公開デモンストレーションを行います。また、コミュニティの自治や地域経営の視点から新たな地域防災の戦略を展望するパネルディスカッションを行います。同パネルディスカッションの中では、地域の絆を再生しリスクガバナンスを再編・高度化することを促進する「地域発・防災ラジオドラマ※づくり」の有効性や課題についても討論します。
なお、本シンポジウムは、科学研究補助金「基盤研究(A)Web公開型防災力勘定表の構築とそれを活用した災害リスクガバナンス手法の開発」による研究成果発表会として開催するものです。
開催概要
| 主催 | 独立行政法人 防災科学技術研究所 |
|---|---|
| 日時 | 2010年3月7日(日)13:00~16:30 (開場12:30) |
| 場所 | 東京国際フォーラム ホールD5(東京都千代田区丸の内3丁目5-1) |
| 参加費 | 無料 |
| 対象 | 地域の防災リーダー、地区自治組織のリーダー、防災や地域協働に携わる自治体職員や研究者、災害ボランティアリーダー、市民活動団体、その他地域活動に関心のある方々 |
| 参加申込 | WEBまたはFAXによる事前登録制 |
| 参加申込先 | 事前申し込み制となっております。(定員:100名)
下記申込フォーム、または、FAX 029-863-7541からお申し込みください。 |
プログラム
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 13:00 | 開会 総合司会(独)防災科学技術研究所 研究員 坪川博彰 |
| 13:00~13:30 | 研究成果の概要報告 |
| 13:30~14:30 | 災害リスクガバナンス可視化システムを用いた リスクコミュニケーションの公開デモンストレーション ・ 参加団体 (神奈川県藤沢市六会地区の方々 敬称略・順不同) 石井 恒男(藤沢市市民自治部六会市民センター長) 長坂俊成(独立行政法人防災科学技術研究所 リスク研究グループ長) |
| 14:30~15:00 | 休憩及び交流会 |
| 15:00~16:30 |
パネルディスカッション「コミュニティの自治と地域経営、新たな公共の視点から地域防災の戦略を展望する」
・ パネリスト(敬称略・順不同)
石井 恒男(藤沢市市民自治部六会市民センター長) 佐藤隆雄(独立行政法人防災科学技術研究所 客員研究員) 長坂俊成(独立行政法人防災科学技術研究所 リスク研究グループ長) |
| 16:30 | 閉会 |
※地域発・防災ラジオドラマについて
災害時に地域に起きることをシナリオにして、その災害シナリオをもとに、ラジオドラマに仕立てたのが、防災ラジオドラマです。
災害シナリオは、行政が作成した各種災害の被害想定やハザードマップを下敷きにして、地域のより細かい事情を勘案して、災害時に実際に起きることを時間に沿って住民参加によって具体的に整理して記述したものを指しています。災害シナリオは地域の関係者が具体的に自分たちの直面する事態を考える仕組みづくりのきっかけとなるものです。シナリオにすることで、事態の展開していくイメージが掴みやすくなり、必要な対応もわかりやすくなります。
ウェブサイトには、実際に放送されたラジオドラマや台本が公開されておりますので、是非ご覧下さい。
<ご案内>
当研究プロジェクトでは、研究活動の内容や各地域における活動内容、地域の方の声を詳しく紹介した広報誌「リスク情報と地域防災」を発行しています。
災害リスク情報プラットフォーム研究プロジェクト リスク研究グループの最新の活動は、メールニュース「BOSAI-DRIPニュース」で毎月25日頃に配信しています。詳しくは下記URL をご覧ください。



