第2回災害リスク情報プラットフォーム研究プロジェクトシンポジウム
「防災力を向上する地域コミュニティの自治と絆 –リスクガバナンスの高度化と災害リスク情報の活用–」
開催趣旨
災害に強い社会を構築するためには、市民や地域コミュニティ、行政、ボランティア、事業者等の地域社会を構成する多様な主体が、専門家や過去の被災から得られた知恵を活かし、被害を軽減するための新たな知恵を生み出し、地域社会の絆に基づく協働型の防災戦略を推進することが重要となります。このように災害リスクを軽減する絆と協働の仕組みを「災害リスクガバナンス」と呼びます。防災科学技術研究所では、昨年度より「災害リスク情報プラットフォームの開発に関する研究」プロジェクトを開始し、リスクガバナンスを支える災害リスク情報のあり方や活用システム、そしてこれらを活用した地域コミュニティの防災戦略に関する研究開発に取り組んでいます。
本シンポジウムでは、プロジェクト全体のコンセプトと進捗状況を報告するとともに、災害リスク情報プラットフォームを活用して全国の地域コミュニティの方々と協働で取り組んでいる地域防災活動の実践事例を紹介し、今後の災害リスクガバナンスのあり方について討論します。
開催概要
| 主催 | 独立行政法人 防災科学技術研究所 |
|---|---|
| 日時 | 2009年12月10日(木)10:00~16:30 (開場9:30) |
| 場所 | 東京国際フォーラム ホールD5(東京都千代田区丸の内3丁目5-1) |
| 参加費 | 無料 |
| 対象 | 地域の防災リーダー、地区自治組織のリーダー、防災や地域協働に携わる自治体職員や研究者、災害ボランティアリーダー、市民活動団体、その他地域活動に関心のある方々 |
| 参加申込 | WEBまたはFAXによる事前登録制(先着100名程度・申込順。ただし、午後のシンポジウムにつきましては定員を超えた場合は、自治体関係者及び地域の防災リーダーの方々を優先させていただきます。) |
| 申込方法 | 終了しました |
シンポジウムのチラシ
→ シンポジウムのチラシはこちらから (PDFファイル 621KB)
プログラム
午前の部「災リスク情害報プラットフォームプロジェクトの展開」
藤原広行 (防災システム研究センター プロジェクトディレクター)
2. 地域主体で実施する災害リスクガバナンスの再編手法~被害想定・防災マップ・災害リスクシナリオの作成による災害リスクコミュニケーションを通じて~
長坂俊成 (防災システム研究センター リスク研究グループ長)
3. 地域主体で運用・活用する災害リスク情報活用システム
~「知」を可視化し地域活動を支える「eコミュニティ・プラットフォーム」と「地域防災キット」~
臼田裕一郎 (防災システム研究センター 主任研究員)
4. 手段・道具の地域への適用と実証事例~地域特性を考慮した防災活動のあり方と新たなる関係の創出~
須永洋平 (防災システム研究センター 研究員)
午後の部「地域コミュニティの被害想定と災害リスクシナリオ」
コーディネーター : 長坂俊成 (防災システム研究センター リスク研究グループ長)
コメンテーター : 坪川博彰 (防災システム研究センター 研究員)
午後第1部 「長岡市山古志地域竹沢集落の実践と課題」
趣旨:
全村避難というこれ以上の最悪の事態はないと思われた中越地震から5年が過ぎ、初めて行うこととなった本格的な防災訓練。竹沢集落の住民が訓練に先立ち考えた被害想定は?被災地に求められる災害対応のシナリオは?行政と集落、学校との連絡や連携は?…このような課題に対して取り組んだ実践事例を踏まえ、あるべき地域防災力向上戦略について討論します。
- 星野清剛 長岡市山古志竹沢在住(竹沢区長)
- 星野勇 長岡市山古志竹沢在住(竹沢副区長)
- 齋藤隆 長岡市山古志支所地域振興課課長
- 鈴木康幸 長岡市立山古志小学校教頭
- 川上修 NPO法人ながおか生活情報交流ねっと副理事長
午後第2部「藤沢市鵠沼地区鵠沼海岸5丁目の実践と課題」
趣旨:
大型の台風の襲来や頻発する、いわゆる「ゲリラ豪雨」、迫りくる大地震に対し、町内会として自主的に備えなければならない都市型地域。平日の昼間にベッドタウンを襲う災害リスクとは?要援護者の安否確認や避難誘導は?指定避難所の役割は?学区など町内会を超えた広域的な連携の仕組みづくりは?…このような課題に対して取り組んだ実践事例を踏まえ、あるべき地域防災力向上戦略について討論します。
- 佐藤俊平 藤沢市鵠沼海岸5丁目在住
- 大田哲夫 鵠沼中学校地区防災連絡協議会監事、民生委員
- 新倉孝幸 藤沢市役所総務部災害対策課課長補佐
- 水島孝 市民劇団の脚本家



